料金

料金について

基本料金設定

作業時間1時間
10,000円+税
最低価格30分
5,000円+税

納期に応じて料金は変動し、より早期の納期をご希望の場合、料金が高くなる設定となっています。見積もり時に、納期ごとの料金を数パターン提示します。(出張サポート、クリニックなどの臨床研究体制へのコンサルティング業務、アプリ・ウェブ制作・SNS運用代行は別途相談。)料金を抑えるポイントは依頼前の準備です。 忙しいなど、その他の理由で準備が難しい方は、無理せず、こちらに依頼してください。
早期納期ご希望の方はお早めにご相談下さい。

準備のポイントはこちら

作業例

最も依頼の多い医療統計解析について、依頼内容と作業時間の具体例を提示します。


1

看護師さんからの患者転帰についての検討依頼。依頼者側の検討してほしい項目、求めたい結果がはっきりしており、エクセルのデータ入力方法などの事前準備がしっかりした。当社が使用した統計ソフト使用可能な環境の依頼者であり、作業は30分で終了。

例数は作業時間に大きな影響はありませんが、約80例。預かったエクセルデータが統計ソフトに取り込める形か確認。統計ソフトにデータを取り込み、解析できるように準備(項目数多いと時間がかかります)
基本統計量(平均値、標準偏差、中央値、パーセンタイル値、正規性の確認など)の算出。
転帰と年齢・疾患名など8項目について、T検定、クロス集計、χ二乗検定、Fisherの正確検定などを試行。
当社が使用した統計ソフトを持っており、検討結果もレポートがなくとも理解できる方で、検討結果のみをお渡しして終了。


2

単変量解析は自分で行うことができ結果を得られているが、
多変量解析を行ってほしいという依頼。

例数は作業時間に大きな影響はありませんが、約150例。まずは、依頼者の行っている研究背景や目的、どう臨床に影響するか、すでに結果が得られている単変量解析の結果確認。預かったエクセルデータの確認。統計ソフトに取り込める形か確認。基本統計量(平均値、標準偏差、中央値、パーセンタイル値、正規性の確認など)の算出。すでに単変量解析を自身の統計ソフトで行っており、当社での調整はなし。多変量解析方法の検討、決定。ロジスティック回帰分析を施行。変数選択基準の検討、共線性の診断など。得られた結果が臨床的に違和感のある点がないか確認。
統計ソフトを持っており、検討結果を見れば大体理解可とのことでレポート作成無しで検討結果をお渡し。結果の見方や学会発表時に提示する数値を口頭で説明。


3

研究計画書に記載するサンプルサイズの設定を行ってほしいという依頼。サンプルサイズの設定については全く分からないので、当社に任せたいという依頼。

まずは、依頼者の行っている研究背景や目的の確認。作成途中の研究計画書確認。これまで依頼者が行った同様の研究の学会発表スライドの結果から、計算に利用できる数値がないか確認。準備していただいた論文の内容確認。計算に利用できる数値探し。(当社代表の専門領域外であればあるほど、文献理解には時間がかかります。この依頼は背景や研究で用いられる用語などをすでに代表が理解していた研究です。当社で文献検索を行うことも可能ですが、依頼時に参考資料が十分揃っていると作業時間は大幅に減ります。)STATAでサンプルサイズの計算。数パターン作成。結果についてワードファイルでレポート作成。

※作業時間の内で統計ソフトによる計算は30分以内


4

データはそろえたものの、検討の時間がないため代行依頼。検討項目が多い上、名義変数は数値で入力されていないものがあり、また複数のシートに分かれていたため作業時間を要した。

症例数 約2,000例(各年1,000例ずつ)と多いものの、作業時間にはほとんど影響なし。年齢や質問票の回答など約70項目のデータ。複数のシート、ブックにわかれてデータが入力されており、いただいたエクセルデータの状況確認の上で、依頼者に要望確認。検討の方向性の確認。こちらからも検討の方向性を数パターン提案し選んでいただく。使われている質問票の内容の確認と点数の計算方法の確認。エクセルシートを統計ソフトにかけられる状態に調整。検討するために複数のブック、シートの結果を1つのシートにまとめる。必要なデータの整理。名義変数を数値に変換。利用した質問票の定義に従い合計点の計算。新たな変数の作成。基本統計量(平均値、標準偏差、中央値、パーセンタイル値、正規性の確認など)について、全体、年代別、データ採取時期別など数パターンの算出。データ採取時期で質問票の各項目の点数や背景(職業、居住地域、家族構成など)に差があるか検討。結果を受けて、各年代、データ採取時期ごとの点数のヒストグラム、箱ひげ図の確認。全年代、各年代ごとのデータ採取時期による変化について簡単にまとめの記載。検討結果をワードファイルに記述。

●また、日本語の症例報告論文の文献検索をはじめとする作成のお手伝いや、査読後修正のお手伝いも承っております。

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依頼前の事前準備のポイント

状況が許す方は以下の点を依頼前に準備しておくことで作業時間を抑え、研究費を節約することができます。
依頼前に当社に行ってほしいことをできるだけ明確にさせること、エクセルへのデータ入力方法がポイントです。

以下の事前準備を行うことが難しい場合は当社で事前準備段階も代行します。
エクセルデータ入力で気を付けるべきポイントをお示しします。

悪い例

修正例

1
イニシャル、カルテ番号、氏名などの個人情報は当社には送らないでください。個人情報ではない、個人識別番号をお付けください。エクセルでの番号の振り方が分からない場合は当社で行います。
2
一番上の行は1行で項目名を入れてください。2行に分かれないようにお願いします。
3
検討するデータは1つのシートに入れてください。
4
検討が必要な項目には歳などの文字は入れないでください。
5
縦1列に飲酒あり、無し、また量といった複数の情報が詰め込まれているため、分けて2列に記載。また、定義を決めて数値で記載。有りを1、無しを0など。定義については複雑な場合は特に別シート等でメモを残してください。値不明など、欠損値は「不明」「データなし」など文字を記載せず空白にしてください。
6
文字情報ではなく数値で記載してください。定義については別シートなどでメモを残してください。
7
縦1列に複数の情報が入力されているため、複数の列に分けて記載。
ポイント
  • 大前提として(当社での修正も可能です)一番上の横1行は項目名を入れてください。
  • 一人の情報は必ず横1行に入力してください。2行に分かれないようにしてください。
  • 検討希望の項目は数値のみ入力お願いします。文字が記載されている項目は検討できません。